膝の痛みに効く!おすすめサポーターと靴の選び方

反張膝に関する装具

こんにちは、生活期専門の補装具製作所「装具ラボSTEPs」代表 義肢装具士の三浦です。

今回は、悩みを抱える人が多い「膝の痛み」に対して、装具でできる改善策をご紹介します。

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膝の痛みの原因は?

膝の痛みの原因はいろいろありますが、高齢の方や下肢に麻痺のある方に多い「変形性膝関節症」「反張膝」についてご説明します。

変形性膝関節症の症状と原因

変形性膝関節症とは、膝の軟骨が加齢などが原因ですり減ることでおこります

50代以降の女性に非常に多い疾患です。主な症状と原因を以下の表にまとめました。

変形性膝関節症の特徴

変形性膝関節症には変形の方向によって、内側型外側型に分けられます

内側型か外側型かでアプローチ方法が真逆になる場合もあるので、自分の膝が内側型の膝関節症か、外側型の膝関節症かを把握しておきましょう

ちなみに、日本人の9割以上が内側型の膝関節症であると言われています。

反張膝の症状と原因

反張膝は膝が正常な範囲を超えて、後ろに伸びきってしまう現象です。

片麻痺の方に非常に多い疾患です。主な症状と原因を以下の表にまとめました。

正常な膝と反張膝の違い

反張膝は片麻痺などで、筋肉の使い方のバランスが崩れてしまった場合に起こりやすい症状です。

股関節や足関節の動きに原因がある場合もあります。

立った時は正常でも、歩いている時だけ膝がガクッと逆くの字に曲がる場合もあります。

変形性膝関節症を改善する装具

ウェッジインソール(足底装具)

内側型の膝関節症には外側に厚みがある「ラテラルウェッジ」

外側型の膝関節症には内側に厚みがある「メディアルウェッジ」

を使用すると効果的であるとされています。

例えば、内側型の膝関節症(O脚の場合)では地面から見てふくらはぎが外側に倒れてしまっているので、外側を高くして補正します。

「なるほど」と思った人も「ちょっとよくわからない…」という人も、百聞は一見に如かず!

すでに内側型の膝関節症だと分かっている人は一度、市販のウェッジインソールを靴に入れてみてください。

不思議と足が真っすぐに補正され、人によっては痛みが出にくくなるはずです。

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膝サポーター

膝サポーターにもいろいろ種類がありますが、大きく分けて伸縮性の高く柔らかい樹脂ステー(支柱)が入ったソフトタイプと、金属ステー(支柱)が入ったハードタイプに分けられます。

ソフトタイプの膝サポーターは市販でも購入することができます。

ハードタイプの膝サポーター紹介は下記の記事で載せています。ご覧ください↓

ザムストZKシリーズは大人気の売れ筋商品で、スポーツ用としても日常用としてもよく見かけます。膝をしっかり支えて横ブレを防止。ズレにくく快適で手に入りやすい商品。

おすすめポイント

  • 大人気商品!
  • スポーツ用、日常用で使える
  • 左右兼用
  • 樹脂ステーで横ブレ防止

アルケアは医療用のサポーターとしての商品も多く、信頼できるブランドです。三点支持で内側型膝関節症に効果的。膝のくぼみにフィットするロコモパッド内蔵。

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おすすめポイント

  • 信頼の医療用ブランド
  • 三点支持で内側型OAに効く
  • 左右別
  • 樹脂ステーで横ブレ防止

バウアーファインドは、ドイツ製の高品質サポーター。伸縮性に優れた編み地とシリコンパッドで膝関節を安定させ、痛みや腫れを和らげます。通気性が高く長時間装着しても快適で、変形性膝関節症やスポーツ時のサポートに最適です。

おすすめポイント

  • ドイツ製で高品質
  • 特殊なシリコンパッドで負荷軽減
  • 左右兼用
  • 樹脂ステーで動きをサポート

おススメしたい靴

変形性膝関節症の場合「クッション性」と「安定性」が重要なポイントになります。

踵部分に緩衝材が入っていて、足をついた時の衝撃を靴が吸収してくれること

靴のソール部分が広がっていて、ぐらつきが少ないこと

これらを重視して靴を選んでみてください。以下におススメの靴をいくつか紹介します。

アシックスのGELシリーズは衝撃吸収材「GELテクノロジー」を搭載し、膝や足への負担を大きく軽減するスニーカーです。

安定感のあるソール構造で長時間歩いても疲れにくく、ウォーキングから日常使いまで幅広く対応。

ゲルシリーズは下に紹介した商品以外にもいろいろあるので、気に入ったデザインを探してみてください。

おすすめポイント

  • 衝撃吸収材「GEL」搭載
  • 膝の負担軽減
  • 安定感のあるソール

ニューバランス880シリーズは、クッション性と安定性を兼ね備えたロングセラーモデルです。

二層構造のミッドソールが衝撃をしっかり吸収し、歩行をスムーズにサポート。

幅広サイズ展開で足にフィットしやすく、長時間のウォーキングや日常使いにも最適。

ソールに搭載したフレッシュフォーム Xが膝への衝撃と負担を減らします。

おすすめポイント

  • 衝撃吸収材「フレッシュフォームX」搭載
  • 膝の負担軽減
  • 幅広サイズ展開

ミズノ「ウエーブライダー」は、独自の「MIZUNO WAVE」という波形構造のソールで衝撃を分散しながら高い安定性を実現します。

クッション性も優れており、長時間歩いても疲れにくいのが特徴

軽量で反発力があり、膝への負担を減らしたいウォーキングやランニングにぴったりです。

ミズノ公式オンライン 楽天市場店
¥8,250 (2026/01/19 14:36時点 | 楽天市場調べ)

おすすめポイント

  • 波形構造のソールで衝撃分散
  • 長時間歩いても疲れにくい
  • ウォーキング、ランニングに最適

反張膝に対する装具

膝サポーター

反張膝に対するサポーターは、そう多くありません。

ハードタイプの膝装具「CBブレースバックニー」が効果的ですが、医療用のため個人で試しに購入するのは難しいです。

そのため、軽度の反張膝であれば、普通の膝サポーターの膝裏にバンドを追加して反張膝を抑制するような加工もできます

どちらにしても、市販ではなかなか見つからないので、反張膝に適するサポーターをお探しの方は、義肢装具製作所やリハビリ施設に相談してみるのが良いでしょう。

ハードタイプの膝装具「CBブレースバックニー」は以下の記事でご紹介しています。

短下肢装具

膝なのに短下肢装具?と不思議に思うかもしれませんが、足関節の麻痺や痙縮が原因で反張膝を発症しているような場合は短下肢装具が有効です。

足関節の動きを制御して膝が後ろに行かないように、コントロールします。

脳卒中片麻痺や、腓骨神経麻痺、腰の狭窄症やヘルニアによる麻痺、筋萎縮性側索硬化症など足関節に麻痺が起きるような病気がある場合は、病院やリハビリ施設に相談してみましょう。


膝の痛みは、サポーターや靴を工夫するだけでも大きく変わります。

無理をせず、自分に合ったアイテムを取り入れることが大切です。

日常生活を少しでも快適に、そして前向きに過ごせるように、ぜひ今回紹介したサポーターや靴を参考にしてみてください。

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【おうちでできるフィットネスのご紹介】

手足に麻痺のある方・痛みのある方はどうしても出かけるのが億劫になったり、座りっぱなしの生活になりがちです。

介護保険で受けられるサービスには制限があり、十分なリハビリ時間をとれていないと感じている方も多いと思います。

最近では自費リハビリやパーソナルトレーニングなどの選択肢も増えていますが、金額面やアクセス面で難しく感じる場合もあります。

それでも、毎日どれだけ手足を動かす機会を作っているか、少しずつでもストレッチを続けているか、で病気の再発リスクや健康寿命は大きく変わってきます

何も出来ていないかも…と思った方は、今なら一か月100円でお試しできる通わないフィットネススタジオSOELUをぜひ試してみてください。(続かないと思ったら1カ月以内に解約OK!)

ヨガピラティス、ストレッチ、筋トレなどさまざまなレッスンを好きな時間に受けることが出来るので、自分に合った運動を見つけることができます。

この記事を見てくれた方の生活がより良く、豊かになることを祈っています。


最後に膝に関するおススメの書籍をいくつか紹介します。より詳しく膝の痛みについて知りたい人はぜひご購入下さい。

装具の修理・作製のご相談は装具ラボSTEPsホームページ内の問い合わせフォームよりお待ちしております!!

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